家の中でもっとも大事な鍵といえば、玄関ドアだと思います。
お宅によっては裏口もあるでしょうから、裏口があるお宅はこのドアにも、しっかりと鍵をかけておく必要があるでしょう。
かつては女性が夜道を一人で歩いても安全と言われた日本ですが、今や昼間も玄関ドアに必ず鍵をかけないと、空き巣や押し込み強盗の被害に遭うようになりました。
そのため、ドアの鍵もどんどん進化してきて、簡単にスペアキーが作れない構造の鍵ができたりしています。
また、鍵穴周辺のガラスを破り、中に手を突っ込んで鍵を解除する方法で、空き巣を働く輩も増えました。
そのため、外側からは鍵以外の方法で開けることができないよう、鍵の構造を特殊なものにしたドアもあります。
リフォームなどで、ドアを最新の防犯対策の鍵がついたものにできればいいですが、リフォームの予定もないのにドアを交換するのは、なかなか大変です。
そんなときは鍵のプロにお願いし、鍵だけを交換してもらうのがいいでしょう。
たとえ古いドアでも、最新式の鍵をとりつけることは可能でしょうから、とりあえず防犯に効果を発揮する鍵に交換することを最優先しなければなりません。
特に一度でも被害に遭ったというようなお宅なら、何はさておいても鍵の交換が急務です。
毎日生活していると、使い慣れた鍵で安全と思ってしまいがちですが、空き巣たちは日々鍵の研究をして、いかにして短時間に解除できるかを考えていると言います。
それならば、家の中の大事なものを持っていかれないためにも、こちらも対策を練る必要があるでしょう。
餅は餅屋ではありませんが、鍵を専門に扱っている業者なら、空き巣がどのような手口で鍵を開けていくかも知っていると思います。
そうした情報を常に持っている人たちですから、それに対抗する効果的なカギへと交換してくれると思います。
新しい鍵になると、さまざまな防犯対策が施されていて、これまで使っていた鍵が頼りなく見えるかもしれません。