鍵の交換を行うときは

鍵の交換を行うときというのは、少しばかり嫌な思いをしたときに多いのではないかと思います。
というのも、留守にしているときに家の中に入られ、金品の類を持っていかれたあと、鍵の重要性を再認識して取り換えることになる場合が多いからです。
ドアに鍵が付いているのは当たり前ですが、古いドアなら1か所、最近の新しいドアなら2~3か所ほど鍵がかけられるようになっています。
たいていはどれも同じ鍵で掛けることになりますから、もしも一か所をピッキングであけられてしまえば、他も同様に開けられることになるでしょう。
けれど、通常、家人が玄関のドアの鍵を開けるとき、鍵で簡単に開けますからそれほど時間はかかりません。
それにひきかえ、ピッキングで鍵を開けるとなると、一か所でも最低数分は必要でしょう。
それを2か所、3か所とやるとなれば、通りがかった人から怪しいと思われてしまうのは必至です。
そこで、おそらく空き巣が選ぶのは、簡単な作りで一つしか付いていない鍵のドアということになります。
これに狙いを定められないためにも、こうしたドアになっているお宅は速やかに鍵の交換と、鍵の数を増やすことが重要でしょう。
街中のスペアキー作成の店でも鍵が作れてしまうような比較的安価なものでも、ピッキングには強いという性能を持っていますので、簡単に開かないとなれば空き巣は別のところへ行ってしまうでしょう。
ただし、スペアキーが作れてしまうことを考えると、管理は厳重にしなければなりません。
安価な鍵であれば、複数つけても代金の支払いもそれほど負担にならないでしょうから、鍵の交換と増設をしておくと安心です。
いくつも鍵があるというだけで空き巣は嫌っていきますから、防犯対策にもなることは間違いなしです。
鍵の交換を行うときは、なんらかの嫌な思いをした後ですることになる場合が多いことから言って、今度こそは絶対に阻止するぞという思いで、適切な鍵を選ぶことが大事だと思うのでした。