鍵を交換する際、どのような鍵にしたら良いのか悩むものです。
そのような場合は、数ある鍵の特徴、メリットやデメリットを知ると選びやすくなるでしょう。
まず、もっとも流通しているディスクシリンダーやピンシリンダーの鍵について考えてみましょう。
特徴はとてもシンプルであること。
そのために耐久性が高いということや、合い鍵が作りやすいというメリットがあります。
また価格が安いというメリットもあります。
逆にデメリットとしては、防犯性が低いということがあげられます。
ピッキングを防ぐことができませんので、空き巣に狙われやすいタイプの鍵になります。
防犯性を高めたいのであれば、U9シリンダーがお勧めです。
価格は安いですが、防犯性は高くなります。
二つ目に、防犯性が非常に高いディンプル錠やロイヤルガーディアン、JNシリンダーなどです。
防犯性を第一優先するなら、お薦めの鍵になります。
ピッキングができないような作りになっています。
ただ、非常に精度の高い鍵なので合い鍵が作りにくいという難点があります。
また埃やチリなどが入ってしまうと、うまく鍵が機能しない場合もあります。
さらに万一鍵を無くしてしまい家に入ることができないということが起こると、その対処するためにかなりの費用がかかってしまいます。
しかし、それでも高い安心感は大きな魅力であると言えます。
三つ目はアナログ式の鍵ではなく、電子式の錠です。
指紋認証式の錠やカード式、デジタル暗証番号式など、様々なタイプのものがあります。
最新式の鍵だけあって、防犯性は非常に高く、また機能性も高いのが魅力です。
鍵が不要なので、鍵を紛失したり、合い鍵を作る必要もありません。
もちろんピッキングもできません。
その反面、費用が高くなってしまうことや、壊れやすいということ、さらに万一壊れた場合の費用も高くなるなどのデメリットがあります。
このような結果から、格安かつある程度の防犯性があるものではU9シリンダー式がお薦めであり、最新式の鍵が好みなら電子式の錠がお薦めですね。